座右の3本

 私の人生に影響を与えたといえる作品です.名作とは自己投影のできる作品のことを指すのではないでしょうか.

“A River Runs Through It”「リバー・ランズ・スルー・イット」

監督: Robert Redford
撮影: Philippe Rousselot アカデミー賞撮影賞
出演: Graig Sheffer, Brad Pitt

 厳格な牧師の父の元で対照的に育った真面目な兄ノーマン(Graig Sheffer)と自由気ままな弟ポール(Brad Pitt),
 二人にはフライ・フィッシングという共通の“会話”があった.
 ノーマンが故郷ミズーラを出て行くときも,ポールがギャンブルにのめり込んでも,2人の姿は川にあった.

 シカゴ大教授ノーマン・マクリーンの自伝的処女作『マクリーンの川』をモンタナの自然を背景に映画化.
 事あるごとに渓流に釣り糸をなびかせる兄弟,ノスタルジックで幻想的なモンタナの自然に誰もが魅了されるに違いない.
 シカゴに出て行き学問の道を進んだ兄とミズーラに残りフライ・フィッシングの天才となった弟,
 それぞれの役柄を演じる若手俳優の演技も素晴らしい.特に Brad Pitt はこの映画でスターへの第一歩を記した.

“Nuovo Cinema Paradiso”「ニューシネマパラダイス」

アカデミー賞外国語映画賞/ゴールデングローブ外国映画賞
監督: Giuseppe Tornatore
音楽: Ennio Morricone
出演: Salvatore "toto" Casio, Philippe Noiret, Marco Leonardi

 シチリア島の田舎町の小さな映画館“Nuovo Cinema Paradiso”では,映画のキスシーンは禁止だった.
 牧師の云い付けでフィルムを切り貼りする映画技師アルフレード(Philippe Noiret)と
 それを興味津々で見つめるいたずら小僧トト(Salvatore Casio),2人の間にはいつしか年の差を超えた友情が芽生える.
 やがて青年となったトトことサルバトーレ(Marco Leonardi)はアルフレードの映画の仕事を継ぎ,また1人の女性に初恋を覚える.

 まずトト役の男の子が素晴らしい!全編に流れる Ennio Morricone の音楽も良い.
 1人の人間の成長,人生を教えてくれた人との出会いと別れ,友情と愛情があってラストシーンを迎える.感涙必至.
 「王女と兵士の物語」,駅での別れのシーン,全てが映画の“力”である.

“The Shawshank Redemption”「ショーシャンクの空に」

原作: Stephen King
監督: Frank Darabont
出演: Tim Robbins, Morgan Freeman

 妻とその愛人を殺した容疑でショーシャンク刑務所送りになったエリート銀行員アンディ(Tim Robbins).
 同じ受刑者のエリス(Morgan Freeman)を始め,次第に受刑者達との友情が芽生え始める.
 自らの冤罪を信じながら希望を失わなかった彼に,やがて“奇跡”が起こる.

 スティーヴン・キングの非ホラー短編『刑務所のリタ・ヘイワース』をホラー出身の監督が映画化.
 主演2人の絶妙な演技とあっと驚く結末によって観終わった後には爽快感が残る.
 この映画をきっかけに Frank Darabont は名脚本家の仲間入りを果たし,多くの話題作に携わることになる.


あのシリーズが観たい!

 現在も続く人気シリーズ物の原点です.コレを観れば他のシリーズ作品も観たくなるのではないでしょうか.

“Star Wars (Episode W)”「スター・ウォーズ」

アカデミー賞特殊効果賞他,7部門
監督・脚本: George Lucas
音楽: John Williams アカデミー賞作曲賞
出演: Mark Hamill, Harrison Ford, Carrie Fisher, Alec Guinness

 遠い昔,遥かな銀河の果ての物語.
 帝国軍によって暗黒に染められようとしている宇宙,囚われる直前に反乱軍リーダー・レイア姫(Carrie Fisher)は
 伝説のジェダイの騎士・オビ=ワン・ケノービ(Alec Guinness)に助けを求めるべく2体のドロイド・C3-POとR2-D2にメッセージを託す.
 砂の惑星タトゥイーンに辿り着いた2体はルーク・スカイウォーカー(Mark Hamill)という少年に出会う.そして,伝説は始まった…

 テーマソングが鳴り響くと身体中の血が沸き立つ感じがするのは私だけではないだろう.
 壮大な音楽に加え特殊効果SFXの先駈けとなった映像は現在観ても十分通用する内容である.
 主役の Mark Hamill や宇宙海賊ハン・ソロ役の Harrison Ford など,作品の先入イメージを無くす為に当時無名だった俳優を登用し,
 魅力的なキャラクター作りに成功した.日本の剣術を模したライト・セーバーの闘いなど息も吐かせぬ展開は映画の金字塔であろう.

“007/From Russia with Love”「007/ロシアより愛をこめて」

監督: Terence Young
出演: Sean Connery, Daniela Bianchi, Robert Shaw

 英国諜報部にソビエトからタチアナ(Daniela Bianchi)と名乗る亡命希望者の情報が届く.
 彼女はスパイNo.007,ジェームス・ボンド(Sean Connery)の派遣を要請してきた.
 見返りにソビエトの最新式暗号解読機を持ち出すという.
 そしてボンドはモスクワへと乗り込む.「ロシアより愛をこめて」という言葉を残して…

 007シリーズ第2作目にして最高傑作の呼び声が高い作品.スパイ映画の入門編として観るのが良いだろう.
 敵か味方か魔性のボンド・ガール役の Daniela Bianchi と,最強の殺し屋レッド役の Robert Shaw が素晴らしい.
 終わり方に少々不満が残るが,シリーズ物だけに継続して観たくなる気分にさせるには十分である.

「ガメラ 大怪獣空中決戦」

監督: 金子 修介
出演: 藤谷 文子, 小野寺 昭, 中山 忍, 伊原 剛志

 フィリピン沖を航行中のプルトニウム運搬船が謎の岩礁にぶつかり,座礁する.
 一方で日本近海では謎の飛行生物が確認され,鳥類学者の長峰(中山忍)は調査に向かう.
 飛行生物ギャオスを確認した国は捕獲を計画,福岡ドームにおびき寄せる作戦を立てる.
 そこに福岡湾に岩礁が漂着,古代生物ガメラが出現する.そして舞台を東京に移し,大怪獣空中決戦が展開されようとしていた.

 平成になり満を持して昭和の大怪獣ガメラが復活,その相手には最も人気の高いギャオスが選ばれた.
 怪獣といえど決して強すぎることはなく,自衛隊の火力を以ってして対抗できることが逆にリアリティを増している.
 一方でコンビニエンス・ストアや電車といった日常が破壊される映像に思わず息を呑んでしまう.
 怪獣映画と侮るなかれ,日本が誇る最上級エンターテイメントの復活である.

「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」

監督: 富野 由悠季
出演(声): 古谷 徹, 池田 秀一, 鈴置 洋孝

 宇宙世紀0093年,ジオン・ズム・ダイクンの嫡子キャスバル・レム・ダイクンことシャア・アズナブルはネオ・ジオン軍を標榜し,
 地球連邦軍に宣戦を布告する.度重なる戦乱により疲弊した連邦軍は外郭部隊のロンド・ベル隊を派遣するのが精一杯だった.
 ロンド・ベルにはシャアのかつてのライバル,アムロ・レイの姿があった.2人の因縁が決着の時を迎えようとしていた…

 知らない人は「ニュータイプ」「サイコミュ」など独特の表現に戸惑うかもしれないが,これぞまさにガンダムワールドの集大成.
 一年戦争以来続くアムロとシャアの闘いに終止符が打たれるとともに,戦乱の時代が終わる展開というのは思い切った脚本だと思う.
 男の生き様,闘いの美学,自己犠牲…これらはいつの時代になっても続く永遠のテーマである.


名匠観るべし

 時代を彩った名監督たちの作品です.この頃のハリウッドはまさに黄金時代だったんですね.

“The Apartment”「アパートの鍵貸します」

アカデミー賞作品賞他,4部門/ゴールデングローブコメディ作品賞
監督・脚本: Billy Wilder アカデミー賞監督賞
出演: Jack Lemmon ゴールデングローブ主演男優賞, Shirley MacLaine ゴールデングローブ主演女優賞, Fred MacMurray

 バクスターこと通称バド(Jack Lemmon)はN.Y.の巨大保険会社に勤めるサラリーマン.
 彼は社内の出世頭であり,上司の評判も良かった.それは,彼のアパートを上司の情事に提供しているからであった.
 そして人事部長のシェルドレイク(Fred MacMurray)の目に留まったバドは,彼にも部屋を貸すようになる.
 その情事のお相手とは,バドが想いを寄せるエレベーター・ガールのフラン(Shirley MacLaine)だった…

 仕事と恋,サラリーマンの悲哀を描いた草分け的存在の名作.不倫というテーマを扱いながら物語全体が暗くならずに済んでいるのは,
 Billy Wilder のテンポの良い演出と Jack Lemmon の軽妙な演技の賜物か.また若かりし日の Shirley MacLaine も可愛らしい.
 鍵やラケットといった小道具の使い方の上手さに Billy Wilder の真髄を感じることができる.

“North by Nothwest”「北北西に進路を取れ」

監督: Alfred Hitchcock
出演: Cary Grant, Eva Marie Saint, James Mason

 ゾーンヒル(Caly Grant)は広告業を営む一介のサラリーマン.そんな彼がひょんなことからカプランというスパイに間違われ,
 タウンゼントと名乗る男(James Mason)に拉致された挙句,酒を呑まされて泥酔させられ車で海に突き落とされそうになる.
 間一髪のところで難を逃れたゾーンヒルは,翌日再びタウンゼントに会いに行くが,そこに居たのは全く別の人物だった.
 その時本物のタウンゼントが殺され,犯人に仕立て上げられたゾーンヒルの逃亡が始まったのだった.

 息をつく間のない展開と次々に起こる意外な事件,これぞ観客のウラをかく Hitchcock お得意のパターン.
 当代の名優 Cary Grant の起用も相成って当然の如く大ヒットを記録したが,現代にも通用するアクションの数々はまさにハマリ役.
 謎の美女イヴ(Eva Marie Saint)との恋模様も作品を彩る重要なエッセンス.これぞ娯楽大作!

“BEN-HUR”「ベン・ハー」

アカデミー賞作品賞他,11部門(史上最多)/ゴールデングローブドラマ作品賞
監督: William Wyler アカデミー賞監督賞
出演: Charlton Heston アカデミー賞主演男優賞, Stephen Boyd ゴールデングローブ助演男優賞, Hugh Griffith アカデミー賞助演男優賞

 ベン・ハー(Charlton Heston)はユダヤの豪族の息子だったが,ローマ帝国の圧政に不満を持つ民族の不満分子として
 旧知の友メッサラ(Stephen Boyd)によって奴隷船送りにされてしまう.紆余曲折を経てローマ将軍の養子となり,
 優秀な馬を持つ族長(Hugh Griffith)に出会い,メッサラに復讐すべく戦車競技に出場したのだった.

 6年の月日をかけて作られた大作は4時間に及ぶ大スペクタクルに仕上がった.かといって途中で飽きることはなく,
 むしろどんどん物語にのめり込むことができる.この作品を観るために,わざわざリバイバル上映を待って我慢したのは
 どうしてもスクリーンで観たかったから.それくらいこの映画の戦車競走シーンは大迫力で映画史に残る映像である.


オシャレな夜を演出

 観るだけでウキウキしてくる,そんな素敵な作品です.

“CHARADE”「シャレード」

監督: Stanley Donen
出演: Audrey Hepburn, Cary Grant

 離婚を控えスキー場に来ていたレジーナ(Audrey Hepburn)は,ピーター(Cary Grant)という男に出会う.
 パリの自宅に戻ってきたレジーナを待っていたのは,夫の死と何者かに付け狙われる危険だった.
 レジーナはピーターに助けを求め,2人の逃避行が始まった…

 主役の2人の名前だけですでにロマンチックムードが分かるというもの.
 しかしながら決して出演者の顔に頼ってはおらず,むしろめまぐるしい展開にハマることは確実.
 ミュージカル出身の監督の腕と名優のオーラが合致した傑作である.

“Scent of a Woman”「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」

ゴールデングローブドラマ作品賞
監督: Martin Brest
出演: Al Pacino アカデミー賞主演男優賞, Chris O'Donell

 帰省するための資金を作ろうと苦学生(Chris O'Donell)チャーリーは盲目の退役軍人(Al Pacino)フランクの世話を頼まれる.
 気難しいフランクに振り回されながら,無理矢理N.Y.に連れて来られたチャーリーは別なことで悩んでいた.
 豪華な旅行に驚きながらも,次第に2人の間には年齢差を超えた友情が芽生えていく.そして,友情は最後に形となる.

 まず題名は女性の香水を嗅ぎ分けられるフランクの特技を指している.つまり,正しくは「女性の香り」である.
 Al Pacino が念願のアカデミー男優賞を獲得した演技は一見の価値あり.学校のみならず,実社会でも起こり得る葛藤に対する
 1つの答えをこの映画に見出すことが出来る.出会いは財産である.

“重慶森林”「恋する惑星」

監督: 王家衛 Wong Ka wai
出演: 梁朝偉 Tony Leung, 王菲 Faye Wong, 林青霞 Brigitte Lin, 金城武

 エイプリル・フールに恋人に振られたモウ(金城武)は,雑踏の中で金髪サングラスの女性(Brigitte Lin)とすれ違う.
 その時彼女との距離は0.5mm―57時間後,彼は女に恋をした.
 警官633号(Tony Leung)は小食店ミッドナイト・エクスプレスの常連.そこに新しくフェイ(Faye Wong)という娘が働き始める.
 その時彼女との距離は0.1mm―6時間後,彼女は男に恋をした.

 「重慶マンション」と「ミッドナイト・エクスプレス」の2部構成.夜の香港の街を疾走する映像と60年代の劇中曲の組み合わせが良い.
 特に「ミッドナイト・エクスプレス」でのフェイのキュートさには警官633号ならずとも進路を変えたくなる.初々しい金城武にも注目.


スター誕生

 あの銀幕スターの原点がココにあります.

“Roman Holiday”「ローマの休日」

監督: William Wyler
出演: Audrey Hepburn アカデミー賞主演女優賞, Gregory Peck

 ヨーロッパ各国を巡る視察に出ていたアン王女(Audrey Hepburn)はローマで宮殿を抜け出し,束の間の自由を満喫する.
 偶然出逢った女性が王女だと気付いた新聞記者のブラッドレー(Gregory Peck)は,さらなるスクープを狙って行動を共にする.
 いつしか2人の間には恋が芽生えるが,それは叶わぬ想いなのだった…

 云わずと知れた不朽の名作.この作品であらゆる賞を総ナメにした Audrey Hepburn は妖精と呼ばれるようになる.
 それは彼女の魅力を全てをスクリーンで表現した William Wyler の手腕に拠る.悲しい終わり方が魅力を増幅させる完璧な脚本.
 ダイヤの原石とそれを磨く職人,多くの作品でオマージュされているが,未だにこの作品を超えるものはない.

“The Godfather Part2”「ゴッド・ファーザーU」

アカデミー賞作品賞他,6部門
監督: Francis Ford Coppola アカデミー賞監督賞
出演: Al Pacino, Robert DeNiro アカデミー賞助演男優賞

 亡き父の跡目を継ぎドンとなったマイケル(Al Pacino)は父ビドー(Robert DeNiro)から伝え聞いた話を回想する.
 若き日のビドーの波乱に満ちたコルレオーネ・ファミリーが築かれるまでの足跡,変わってしまった時代の中でドンとなったマイケルの苦悩.
 「裏切り者は許すな」というシチリア人の掟が2人のドンの物語に交差する.

 今やベテラン俳優として類稀なき存在感を発揮する Al Pacino と Robert DeNiro.
 この作品においても,静けさの中に重厚さを感じる Al Pacino と徹底した役作りにこだわる Robert DeNiro の原点の姿が観られる.
 マフィアと役者という違いがあるとはいえ,2人の“ドン”の軌跡が感じられる作品である.

“Top Gun”「トップガン」

監督: Tony Scott
主題歌: Berlin―Take My Breath Away― アカデミー賞主題歌賞
出演: Tom Cruise, Kelly McGillis, Tim Robbins, Meg Ryan

 トップ・ガンと呼ばれる,空軍のエリートパイロットを目指し,マーヴェリック(Tom Cruise)は厳しい訓練に参加する.
 多くの仲間と切磋琢磨し,だんだんと腕と自信を上げていくマーヴェリック,そして彼はチャーリー(Kelly McGillis)と出会う.
 しかし訓練飛行の最中,マーヴェリックはミスを犯し,相棒を死なせてしまうのだった…

 Tom Cruise の名を一躍知らしめた作品.今となっては時代錯誤の感が否めないが,疾走する戦闘機F-14にアツくならずにいられない.
 さらに注目すべきは,密かに Meg Ryan など後の豪華キャストが登場している点.音楽の使い方もイイ.

“Die Hard”「ダイ・ハード」

監督: John McTiernan
出演: Bruce Willis, Alan Rickman

 クリスマス休暇を利用して家族に会うためロサンゼルスにやってきたサエない刑事のジョン(Bruce Willis),
 その時,妻の勤務する日系企業のビルがテロリストに占拠され,社長が射殺されるところをジョンは目撃してしまう.
 孤独な闘いを決意したジョンは,ハンス(Alan Rickman)率いるテロリスト集団に1人で立ち向かうのだった.

 この作品によりアクション俳優の地位を確立した Bruce Willis,彼が地球を救うまでになろうとは誰が予想したであろうか.
 シリアスな中にもコミカルな演技ができるのも彼のキャラクターならでは.ビルの倒壊は9.11で現実のモノとなり,
 事実がフィクションを超えてしまった感があるが,アイデアの部分でまだまだ楽しめる作品であろう.

“Pretty Woman”「プリティ・ウーマン」

監督: Garry Marshall
出演: Richard Gere, Julia Roberts

 ルイス(Richard Gere)は企業のM&Aを手がける凄腕のビジネスマン.仕事一筋が災いし,恋人に振られてしまう.
 そこでコール・ガールをしていたビビアン(Julia Roberts)をホテルに呼び,話をしているうちに気に入ったルイス,
 次の日からビビアンはルイスの助手となり,エレガントなレディへと変身するのだった.

 現在のラブコメ女王 Julia Roberts の記念すべき初主演作品.本人もこの作品の印象が拭えず苦労していた.
 あまりにも出来過ぎなカンジが否めないが,男性側の視点から観ればやはり女性を美しく仕立て上げるのは嬉しいものである.

“SPEED”「スピード」

監督: Jan de Bont
出演: Keanu Reeves, Dennis Hopper, Sandra Bullock

 爆弾魔(Dennis Hopper)により次々と被害が出る中,とあるバスに爆弾が仕掛けられた.
 時速50マイル以下になると爆発する仕組みで,偶然乗り合わせたアニー(Sandra Bullock)はバスを運転し続ける羽目になる.
 SWAT隊員のジャック(Keanu Reeves)は懸命の救出活動をあの手この手で展開する.

 Keanu Reeves, Sandra Bullock と今や主役級の2人が飛躍を果たした作品.
 人物描写を深くしないことで逆に展開に勢いを持たせた脚本は2人の素の部分が多く感じられるであろう.
 ノン・ストップ・アクション・ムービーは数多あれど,純粋に気軽に楽しめる1本である.


以下,続々映画情報を追加予定!!乞うご期待.

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